リスクは金額で考える [基礎知識]

リスクの大きさを把握する場合には、金額に換算してみるべきです。
その理由は、次のようなものです。


■ 率(%)では、実際の大きさがわからない。
■ 資金量を決める場合に金額換算が必要。


自分が受け入れることのできるリスクの大きさは率(%)で決まるわけではなく、金額で決まるのです。


例えば極端な話、全資金量が1,000万円の人が10万円で株を買ったとします。その銘柄が倒産して紙くずになれば、損失率は100%です。しかし、資金量から考えれば致命的ではないですよね。「痛くも痒くもない」とは言いませんが、投資を継続するのに何ら不都合はありません。


一方、同じ人が1,000万円全額投資して、30%の損失を出したとします。金額に換算すれば300万円です。今度は、かなり痛いですね。


このように、リスクは金額で表してみないとわからないのです。


 


タグ:リスク管理
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