自動売買について [基礎知識]
システムトレードは裁量トレードと比べて感情に流されにくいのがメリットです。欲や恐怖といった感情に従ってトレードを行うと、間違いなく勝てません。従って、その点でシステムトレードは有利なのですが・・・
注文を出すのは人間であるため、完璧とはとても言えません。いやなエントリーサインは無視してしまうかもしれませんよね。
その点、自動売買なら機械的なトレードをさらに徹底できます。(自動売買でも運用を止める事はできるわけで、完璧ではありません。)
自動売買システムには好調な時期と不調な時期があります。当然のことながら1本調子で稼げるわけではありません。
一番確実なのは、得意な相場の異なる多数のシステムを用意しておき、その時々の相場で好成績をだしているシステムに絶えず入れ替えながら運用する方法です。
デメリットは、多数の自動売買システムが必要な事です。
でも、FXに関してはゲムトレードを利用すれば多くのEAを無料で使う事ができるので、その点はあまり心配要りません。
自動売買はシステムに任せるのではなく、システムを使いこなさなければならないんですね。
システムトレードについて [基礎知識]
相場は生き物である、とよく言われます。
絶えず変化しているという事ですね。
そのような相場に対して、比較的シンプルな売買ルールで利益を上げようとするのがシステムトレードです。
明確に書き下せるルールなので、悪く言えば融通が利きません。そのため、1つ1つのトレードを見ると、ベストなものにならないことが多いです。
例えば、含み益が出ているのになかなか利食わないで利益が減ってしまったりすることがあります。これは、多くのトレードを行った時に得られる利益を大きくするために、個々のトレードが犠牲になっていると考えられます。
システムトレードでは、個々のトレードにはある程度目をつぶり、全体的な利益を見ていくものなのです。
この感覚に馴染めないとストレスが溜まるので、システムトレードで成功するのは難しいかもしれませんね。
基本は、大枠で勝てば良いのであって、細かい勝敗にはあまりこだわらないことです。